ジェームス・ディーン 〜 アドルフ・ヒトラー
近頃目にしたり、耳にしたり、ちょっとひっかかった言葉とか、etc
たいていはそのまま通り過ぎていくものだけれども、時々気になる言葉や文章に出会う。
ラジオやテレビ、新聞、コマーシャル、電車のつり広告、雑誌や文庫本の中にちょっとひ
っかかるものに時々出っくわす。
■永遠に生きるつもりで夢を見、明日死んでもいいつもりで今を生きよ
〜ジェームスディーン
ジェームス・ディーンは24歳で死んだ。24歳の若さでこんなことを考えていたのだ
ろうか。自分がその頃考えていたことは?と思うとボーゼンとするしかない。そして、
連鎖的にどこかで出会った「死生観を持たなければ、本当に良い仕事はできない」という
言葉を思い出した。 若いジェームス・ディーンはそれを持って生きていたのだろうか
座右の銘。誰もがそれぞれにそんなものを胸に持っているものだろうか? 誰かのそれ
を聞いたり見たりすると、ナルホドと感心することがよくある。しかし、自分は聞かれて
即座に言えるものを持っていない。何か有益なそんなものを常に意識して生きてきたなら、
もっと別の人生を送っていたのかもしれない
■週末を糧にして生きるより、仕事を糧にして生きよう
〜武蔵野線電車内の広告
電車の中で見つけた何かの広告のコピーだった。まったくその通りであるといたく感心
したのだが、降りるべき駅に到着したドアの開いた瞬間にフト、そうは言ってもやっぱり
休みの日は待ち遠しいんじゃないだろうか。と
■生命の本質はメスであり、オスはメスの使い走りにすぎない
〜福岡伸一(分子生物学者)
生物の基本仕様はメスである。地球上に最初に生命が現れてからの10億年は生物の性
は単一ですべてがメスだった。女性を無理やりカスタマイズしたのが、男性であり、そこ
にはカスタマイズにつきものの不具合がある。生物学的には男は女のできそこないだとい
ってよい。だから男は寿命が短く、病気にかかりやすく、精神的にも弱い。しかしでき
そこないでもよい。遺伝子を存続させるための使い走りの役を果たしているのだから。と
いう
やっぱり、男は弱くてもいいのか、なんて思ったりするのである
/乗り換え駅のホームから、大雨が上がり、よかった
■まかせて文句をいう社会からひきうけて考える社会へ
〜宮台真司(社会学者)
雑誌の中で見かけた社会学者の宮台真司さんの原発・エネルギー問題に関連しての発言。
大衆(もちろん自分のこと)の多くは日々の生活に追われ、面倒なことは国、政治、行政
にすべてまかせてしまう。しかし問題が発生したときに文句を言うだけでなく、我々自身
が「ひきうけて考える」というスタンスが社会を成熟させる。という
■利権を求める面々は、理念を求める人間よりも真剣=必死
〜田中康夫(新党日本代表)
権力者や利権に関わる者たちは真剣であり必死である。対して、利権と無縁な者たちは
理念・理想でもってその問題に対処しようとするがそれらの人々の力は弱い。そのことを
認識していないといけない。 新党日本代表、田中康夫さんの言葉。
ある事柄に関して、権力や利権のことを専門に考えている人間に対して、生活に追われて
いる人間の理念・理想は簡単に、つまりは「長いものに巻かれて」しまう。そのことを
意識していなければ、いとも簡単に「やられてしまう」のだろう。
/公園、この公園でいちばん好きな木
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普段は憲法のことなど考えていないが、最近少しだけ気にしている
憲法は国家というとてつもない強大な権力から国民・個人を守るという意味もあるという。
自民党の改憲案を現憲法との比較でざっと読んでみた
現憲法下での日本人の国家というものへの帰属意識の低さや、行き過ぎた個人主義に対す
る根深い「いらだち」が根底にあると感じた。
「国民・個人は国家・全体のために尽くせ」と、ことさらにある。
どうか?
以下、アドルフ・ヒトラーの言葉
■「わたしは間違っているが、世間はもっと間違っている」
■「民衆がものを考えないということは、支配者にとっては実に幸運なことだ」
■「大衆は小さな嘘より、大きな嘘の犠牲になりやすい」
■「嘘を大声で、充分に時間を費やして語れば、人はそれを信じるようになる」
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/夕やけ、帰りの駅から、早くうちに帰って一杯やろう
先日は東京都議選の投票日だった。投票率は43%
約6割の人間が興味ナシということ
民主主義などいらん、誰かヒトラー呼んで来い 2013年 6月
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