魅力とは  





また正月が来ちまった・・・


時代のせいだろうか、自分の年齢(今年62)のせいだろうか、最近は「また正月が来ちまった」

という感じで毎年の正月を迎えている。特にめでたい、という感じはしない。大晦日には晩の10

時前には寝てしまった。新しい年がくるぞ、というワクワクはないのである。やっぱりトシなん

だろうナ。



31日は家族で、スターウォーズを見に行った(ジョージルーカスの脚本でなくなってからは面白

味がなくなった)

元旦は荒川から新河岸川をジョギング(疲れた、やっぱりトシ(笑)

2日は部屋と仏壇の掃除

3日は息子の転職祝いで浦和で食事

4日からいつのもように始まった。



こんなものを読んだ。


〜魅力とは「自分が生きているということを、大勢の人が、なんとか、許してくれる」ようにさ

せるような力量のことである。 好むと好まざるにかかわらず勝負を基調にする世間において、

ひとまず敗者の地位にある劣等生は、優等生には簡単なこの許しを獲得するために、悪戦を強い

られる〜


またこんなことも、

「教育の最良の方法は良い手本を示すことである」(ユング)



今年は平成の最後の年になるようである。昭和に生まれ、平成を生きて、次はどんな元号になる

か知らないが、どうやら三つの時代を生きることになりそうである。

自他共に認める劣等生がこれまで生きてこれたのは、「自分が生きているということを、大勢の

人が、なんとか、許してくれた」からである。

「教育の最良の方法は良い手本を示すことである」なら、自分は教育という言葉からはほど遠い。

しかし、教育という概念の中には『反面教師』という言葉もある。ダメっぷりを示すのも誰かの

役に立っているのではないか?ダメなりに多少の悪戦苦闘をしてきたことの自負はある。だから

「自分が生きているということを、大勢の人が、なんとか、許してくれた」と思いたい。




さあ今年も始まった。

右往左往しながらでも、今年はもう少し良い仕事をしたいと思うが、生来のナマケモノがどれ

だけやれるのかは自分でもワカラナイ。




    


元旦にジョギングした朝、新河岸川。海鳥が手摺に並んでいた。

そうっと近づいてスマホでパチリ。

                        2018年   1月




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